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衆議院議員と衆議院選挙区支部長の関係についての一考察 | 全国行政書士公職選挙法及び政治資金規正法連絡協議会

衆議院議員と衆議院選挙区支部長の関係についての一考察

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政党に所属している現職の衆議院議員又は衆議院選挙公認候補予定者は,当該政党が当該選挙区に設けた支部の支部長に就任するのが普通です。すなわち,当該小選挙区選出の現職代議士であれば,当該小選挙区選出「議員」という公的な立場と,当該小選挙区支部の「支部長」という政党内の立場を兼任することになります。

したがって,議員という「自然人」の立場(正確には,後援会などの政治団体を受け皿として)で献金を受けることが可能なのはもちろんのこと,自身が責任者をつとめる政党支部という「法人」でも献金を受けることが出来ます。

小選挙区制度では各議員は政党の名前を背負って出馬するわけですから,このような運用は制度上自然なことだと言えます。

ところが,下記の記事によれば,日本維新の会では「衆院大阪3区支部長に橋下氏、同16区支部長に松井一郎幹事長(大阪府知事)が就任する」ようです。上記で述べたような通常の運用を鑑みると,橋下氏や松井氏も国政に進出するのかと勘ぐりたくなりますが,橋下氏曰く「知事、市長を辞めて国政に出るわけではない」とのことです。

橋下氏の発言が本当だとすると,当該小選挙区で出馬することになる候補予定者は,当該小選挙区内で主体的に政治活動が出来ないのではないかと心配になっていしまいます。

大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は28日、大阪市内で開かれた維新の全体会議で、日本維新の会の衆院大阪3区支部長に橋下氏、同16区支部長に松井一郎幹事長(大阪府知事)が就任する方針を示した。

橋下氏は「知事、市長を辞めて国政に出るわけではない」と当面の国政進出は否定。そのうえで「都構想実現のため、ありとあらゆる方策をとりたい」と理解を求めた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140629-OYT1T50025.html

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